何かを検討する時、特にゼロからスタートの時など、一人で考えるより、皆で知恵を出し合った方が良い方向に進むことは多々あります。
小学校の時のホームルームの時間で「先生!〇〇だと思います!」と優等生が手を挙げて意見して、それに続いてみんなが「あーだ、こーだ」言うイメージに近いですが、これにルール(原則)を決めて話し合うのが「ブレインストーミング」です。
今回はこのブレインストーミングの原則を解説します!
ブレインストーミングとは?
ブレインストーミング(ブレーンストーミング)は英語で「brainstorming 」と表記し、「脳(brain)」と「すごい(storming)」がくっついた言葉ですね。意味は日本では「ブレスト」なんて呼ばれますね。
ブレストは複数の人に集まってもらい、自由に意見を出し合って、幅広いアイデアを呼び出す手法ですが、人数に制限は無いようです。但し人数が多くなっても意見がまとまらないので、5~7名程度が良いと言われているようですね。
ブレストで話し合う議題(アジェンダ)に関しては、「予め周知しておく方法」と、先入観を与えないためにも、「その場で発表する方法」があります。その場で言われると焦ってしまいそうですが、逆に素直な意見が出るというメリットがありますね。
ブレインストーミングの4原則!
ブレインストーミングは、次の4つのルールに則って発言を行います。
批判厳禁
委縮させて発言の機会を奪うことにつながるので、人の発言を批判しない
自由奔放
型にとらわれない奇抜な発想を笑うのではなく、その発言を重視(大切に)する
質より量
発言に質に拘らず、とにかくたくさんの意見やアイデアを出し合うようにする
結合改善
便乗意見は大歓迎で、アイデア同士を繋げることで、新しいアイデアが生まれたりする
ブレストのポイント!
上記4つのルールを守って、議論を進めていく上での重要なポイントは、
「上手な取りまとめ」
です。
私も経験がありますが、ブレストってある意味みんなが好き勝手なことを言うので、議論の収拾が付きにくいのです。
意見がいろいろ出るのですが、「で、この後どうするの?」ってことになると逆に混乱してしまいがちです。。。
ですので、議長(ファシリテータ)が上手に進行しながら、内容をまとめあげいくことがポイントになります。
勿論ブレストできれいなゴールまで辿り着く必要は無いのですが、ネクストステップ(次に何をするか)は決めておけると良いですね。
もう一つ、大事なポイントは、
「時間を決めて、短時間」
です。
ブレスト長過ぎると、同じことを言い始めたり、質の悪い意見しか出てこなくなることがあります。現在の働き方を考えると30分を目指して、長くても1時間以内に終わるようにした方が良いですね。
まとめ
今回はブレインストーミング(ブレスト)に関して解説してきました。
4つの原則とポイントは以下の通りです。
ブレストを集中して実施すると凄く疲れますが、その分良いアイデアが集まったりするものですね。
家族でも何かを始める時にブレストは大事です。奥さんの意見が殆ど通りますが...(笑)
以上です!
参考URL)
・ブレーンストーミングとKJ法
・失敗しない!ブレインストーミングの正しい進め方と7つのフレームワーク(ビジネスのためのWeb活用術。)