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コンフィギュレーションマネジメントとは?

2019年1月15日

コンフィギュレーションマネジメントって聞くと、英語が苦手な私は頭が「??」になってしまいますが、プロジェクトマネジメントには重要なので解説していきます。

コンフィギュレーションマネジメントとは?

英語で書くと「Configuration Management」となります。「Configuration」とは「(立体)配置、形状、形態、構造(形)」ですが、ITで使う場合は「機器構成、設定」となります。

パソコン用語で「コンフィグ(config)ファイルを変更する」なんて使いますが、configurationも同じ意味ですね。

コンフィギュレーションマネジメントとは一言で言うと「構成管理」のことです。

もう少し丁寧に説明すると、システムの機能と性能および信頼性などを保持するために、システムを構成する仕様書や設計書などのドキュメント、開発ツール、ハードウェア、ソフトウェアを管理する、ということです。

システムに係る様々なことを管理(最新の状態を維持する)することで、例えばプロジェクトメンバが古い設計書を見ることで間違ったコーディングをしてしまったり、古いバージョンの開発ツールを使うことで発生する間違いなどを防ぐことができます!

更にキチンと構成を管理することで、ドキュメント類も煩雑にならなくなるので、開発効率の向上にも繋がりますね。

PMBOKでは統合管理の中の変更管理に関して、変更に係る次の作業を実施することを「構成管理」と定義しています。

  • プロダクト・構成要素などの仕様・特性を文書化する
  • 変更の実施状況を記録し報告する
  • 変更事項の適合性を検証する監査に情報を提供する

管理対象物を変更管理していくために、上記の作業をプロジェクト内に広く浸透させて、実践していくことがコンフィギュレーションマネジメントには重要になりますね!

まとめ

今回はコンフィギュレーションマネジメントに関して解説しました。

プロジェクトを遂行する中で構成管理を行うための重要な管理なのですね!

常に机や書類、パソコンの中身をキレイにしている人は効率的に仕事も進められていますもんね!私は苦手ですが...

それにしてもコンフィギュレーション、って口にするとかなりの確率で噛んでしまいますね...(笑)

以上です!

参考URL)

・PMIサイト(プロジェクト統合マネジメント)

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