トルネードって言えば、野茂英雄選手のトルネード投法が直ぐ頭に浮かびますが、知らない方は若い証拠です!(私は古い世代ってことですが...)
今回はプロジェクトマネージメントで出てくるトルネード図に関して調べてみました!
感度分析とは?
トルネード図とは何か?を説明する前に、プロジェクトマネージメントにおける「感度分析」という言葉を覚えておいた方が良いです。
感度分析とは、「リスク事象の影響度を分析し、どのリスク事象が潜在的な影響を一番大きくかかえているかを判断するための定量化技法で、対象の要素以外の値を固定しておき、分析対象の要素の値を変化させたときにリスクがどのように変動するのかを見る手法」です。
簡単に言うと、プロジェクトにおいて、リスク(危険)となる事象、例えば要員のパフォーマンスだったり、ユーザの要望だったり、コスト超過だったりなどの中でインパクトがあるリスクを検知するための手段です。
インパクトがあるリスクは注意しながら見たり、必要に応じて対処していく必要があります。
この感度分析を分かり易く可視化したものが「トルネード図」となります。
トルネード図とは?
前述のように、定量的なリスク分析とモデル化の手段(技法)が感度分析ですが、この感度分析の結果を示したものがトルネード図となります。
トルネード図と言われる所以は、見た通り竜巻のような形のグラフとなるからですね。
そしてトルネードの幅が大きいものはリスクのインパクトが大きいので、重要視していく必要があります。
(以下、IPAの問題から図を抜粋)
まとめ
今回は感度分析の結果を表現するグラフとしてトルネード図を学習しました。
グラフの形がそのままの用語というのは分かり易くて良いですね。
グラフを上手に利用してプロジェクト管理をしていきましょう!
参考URL)