CUIとGUIの特徴と違いを学ぼう！

「CUIとGUI」、「グリとグラ」みたいに文字も読み方も似ていますが、インタフェースの種類のことです。

それぞれ使う用途が違いますので、今回はCUIとGUIの特徴と違いを解説します！

ヒューマンインタフェースの重要性

ヒューマンインタフェースとは「人とコンピュータや機械が接触する面」のことで、具体的にはパソコンの画面上に表示されるWebブラウザやアプリケーション画面、スマホのアプリアイコンなどのソフトウェアです。

とても便利で素晴らしい機能をもっているシステムであっても、ヒューマンインタフェースがイマイチだと、システム全体として使いずらいシステムになってしまいます。

システムの利用者はヒューマンインタフェースを使ってコンピュータに指示を出すので、重要な部分であることが分かりますね。

そのため、ヒューマンインタフェースの設計と開発には多くの時間を使う傾向があります。

そしてコンピュータにおけるヒューマンインタフェースには「CUI」と「GUI」の二つがあるので、これから二つの違いを解説します。

CUIとは

CUI（シーユーアイ）は「Character User Interface」の略で、コンピュータの操作を「文字（Character）」で行うためのインタフェースです。

昔のコンピュータは画面上に真っ黒な画面が映し出されて、そこに白い文字で英数字が表示されているようなものでした。

勿論、コンピュータに入力できるのも文字だけなので、コンピュータとの会話は文字だけを使って、命令したり結果が表示されたりしていました。

この文字をベースに使ったインタフェースのことを「CUI」と呼びます。

ってことは、今はCUIは使われていないの？ってなりますが、今でもCUIは使われています。

例えば、Windowsにある「コマンドプロンプト」や「パワーシェル」、Linuxにおける「ターミナル」などがCUIになります。

OSの機能を直接触って、ファイルの操作やプログラムの実行するなど、この後説明する「GUI」に比べて高度な操作を行う時にCUIを使います。

また、パソコンの起動設定などを行う「BIOS」、「UEFI」などもCUIですね。

GUIとは

GUI（ジーユーアイ）は「Graphical User Interface」の略で、コンピュータの操作を「ウィンドウ」や「アイコン」などの視覚的な要素で行うためのインタフェースです。

現在のコンピュータは、誰でも簡単に利用することができるように画面上にウィンドウやアイコン、ボタンを表示して、マウスやタッチすることで直観的に操作できるようになっていますね。

いわゆる「グラフィカルな操作方法」というものが「GUI」の特徴で、コンピュータのインタフェースとしては、主流になっています。

GUIはCUIに比べて専門知識が不要なので、老若男女問わず、スマホやパソコンを操作できるようになってますね。

Windows OSやMac OSはGUIですが、Windowsも最初の「1.0」、「2.0」は独立したGUIではなく、「Windows 3.0（1990年リリース）」から初めて独立されたOSとしてGUIを持った、みたいですね。

GUIの部品

現在のコンピュータの主流であるGUIですが、どんな部品で構成されているでしょうか？

結構いろんな部品で構成されているので、代表的なものを紹介します。

それぞれの部品を上手く使い分けることで、使い易いユーザーインタフェースを作り上げることができますね。

GUIの部品には他に「ウィンドウ」や「タブ」、「メニューバー」などもありますね。

まとめ

今回はユーザーインタフェースの分類である「CUI」と「GUI」に関して解説しました。

GUIのお陰でコンピュータが身近になりましたが、CUIもOSを直接操作したりなどには使うので、重要なインタフェースですね。

ちなみにCUIはCLI（コマンドラインインタフェース）なんて呼び方もされます。

私も学生時代にLinuxを使っていたころは沢山コマンド覚えたのですが、使ってないと忘れちゃいますね（汗）

以上です！