プロジェクトマネージャ試験

このページはIPA情報処理技術者試験の「プロジェクトマネージャ試験」合格に向けて学習していく記録と情報をまとめてます!

受験される方は一緒に頑張りましょう!

【2019/6/25追記】

この度、プロジェクトマネージャ試験に合格することができましたので、合格するための3つのポイントを次の記事にまとめてみました。

プロジェクトマネージャ試験とは?

(Project Manager Examination:略してPM

IPAのホームページには「ITプロジェクトの成功請負人」とあり、「プロジェクト全体の意思決定を実行し、品質・コスト・納期に全責任をもち、前提・制約の中でプロジェクトを確実に成功に導き、プロジェクトメンバを成長させるマネージャを目指す方に最適です」と記載されてます。

高度情報処理技術者試験の一つで、情報処理技術者試験制度のスキルレベルはレベル4です。

プロジェクトマネージャとはシステム開発プロジェクトの責任者として、プロジェクトを管理・運営する人のことですが、本試験に合格することでこのスキルを証明できますね。

本試験は毎年秋期だけに実施される試験なので年1回のチャンスしかありません!

 

難易度は?

難易度は平成30年度実績で「応募者数18,212名で合格率が13.2%」となっております。高度情報処理技術者試験の中でみると情報処理安全確保支援士の次ぐらいに応募者数が多いですね(ネットワークスペシャリストも同じくらい多いですね)。応用情報技術者試験に合格して、プロジェクトマネージャ業務を実務で実施している方が次に目指す試験のイメージが強いみたいですね。

実際の受験者数は平成30年度実績で11,338名で、その中で合格者数が1,496名ですね。応募者全体からですと、8.2%ですので、12人に1人ぐらいが合格する計算になります。

難易度は高いと思いますので、本試験もスケジュールを立ててしっかりと学習していくことが大事だと思います。

 

受験の形式は?

試験時間・出題形式・出題数(解答数)は以下の表の通りです。

 午前Ⅰ午前Ⅱ午後Ⅰ午後Ⅱ
試験時間9:30~10:20
(50分)
10:50~11:30
(40分)
12:30~14:00
(90分)
14:30~16:30
(120分)
出題形式多肢選択式(四肢択一)多肢選択式(四肢択一)記述式論述式
出題数
解答数
出題数:30問
解答数:30問
出題数:25問
解答数:25問
出題数:3問
解答数:2問
出題数:2問
解答数:1問

午後Ⅰ、午後Ⅱ合わせると3時間30分の長丁場ですが、問題文を読んでいるだけでも数十分平気で掛かってしまいます。

高度情報処理技術者試験は過去2年前に応用情報技術者や他の高度情報処理試験に受かっていると午前Ⅰの免除ができるので、是非活用しましょう。免除の条件はコチラ

配点

午前Ⅰ、午前Ⅱ、午後Ⅰ、午後Ⅱすべて100点満点で基準点(合格点)は60点となります。

PM試験の配点

やはり午後Ⅰ、午後Ⅱが鬼門ですね。

午後Ⅱの配点は評価ランク形式となっております。

PM試験午後Ⅱの評価ランク

とにかく評価ランクAを頂かないとダメなんですね...

高度試験や情報処理安全確保支援士は午前Ⅰから基準点に達しない場合は、その後の試験の採点が行われないないです(涙)。足きりみたいなものですね...

午前Ⅰ

多肢選択式(四肢択一)形式で、基本情報技術者や応用情報技術者試験で慣れている方も多いと思います。恐らく皆さま過去問を解いていると思いますので、先ずはここを確実に取りましょう!

出題範囲は基本情報技術者試験や応用情報技術者試験と同じです。

体力的にも精神的にも、できれば午前Ⅰは免除にしておきたいですね!

 

午前Ⅱ

午前Ⅰ同様、ここも確実に取りましょう!

出題範囲は以下の通りです。全ての系統から出題され幅広い範囲を抑えておく必要があります。

テクノロジ系:セキュリティ、システム開発技術、ソフトウェア開発管理技術
マネジメント系:プロジェクトマネジメント、サービスマネジメント
ストラテジ系:システム企画、法務

 

午後Ⅰ

記述式の問題になります。3問中2問を解く形ですが、テンポよく解いていく必要がありますね。

 

午後Ⅱ

午後Ⅰ同様の記述式の問題になります。2時間で1問という恐ろしく長い道のりです。二つの問題のどちらを選ぶかも重要ですね!

午後Ⅰと午後Ⅱの主題範囲は以下の通りです。

1 プロジェクトの立ち上げ・計画に関すること
2 プロジェクトの実行・管理に関すること
3 プロジェクトの終結に関すること

項目は少ないのですが、この範囲の中身は非常に広いと思います。

2019年1月1日