情報処理合格への道

情報処理技術者試験とは?

情報処理、IT関係を勉強したり業務として携わっている人なら一度は聞いたことあると思います。経済産業省(古くは通商産業省)が行っている由緒ある国家資格です!

情報処理系の資格で国家資格はこの他に文部科学省認定の技術士(情報工学部門)がありますが、こちらは1次試験、2次試験、口頭試験ありで、1年がかりで取得する大変な資格です。

国家資格はこの二つしかありません。(厳密にはウェブデザイン技能検定という、厚生労働大臣が指定している技能検定の資格もあるようです)

一方、民間資格も多数あり、こちらは多種あります。

例えば、ITIL系やオラクル、LPIC、シスコ、PMP、AWS認定各種など、分野毎に色々あります。

いろいろな情報系の資格がありますが、その中でも情報処理技術者は非常に多くの方が受験をされており、IT業界に従事する方にとって王道の資格といえるでしょう。

 

何故資格を取るのか?

資格を取る理由は人によってさまざまだと思います。

  • 生活するのに必要だから(自動車免許など)
  • 自分の実力を測るため
  • 会社から取ることを義務付けられている(業務に必要)
  • 業務に活用するため
  • 会社から資格取得の報奨金がもらえる
  • 転職に有利だから
  • 自己研鑽のため
  • 趣味
  • その他

私の理由はずばり「自己研鑽&業務に活用するため」です!

資格を取るためには、学習する必要がありますが、ここから以下のようなつながりができると思います。

「資格を取る → 学習をする必要がある → その学習をすると知識が増える → 知識が増えると業務に役立つ → 業務の幅が増える → もっと色々な知識を身に着けたい → 上位の資格を取る」

このサイクルが目指すスタイルです!

資格の種類にもよりますが、3級→2級→1級みたいにステップアップできるような体系になっている資格が多いですよね。

情報処理技術者試験もレベル分けがされてますので、徐々に知識を増やしていけるようになっているところが良いと思います。

私が思うに資格は取ることが目的では無く、取得する中で学習し、自分の力にしていくことだと思います。目的によっては、「とにかく資格が取れれば良い!」ということで詰込み式のやり方もあるかと思いますが、詰込み式はとにかくすぐ忘れてしまいます(学生の頃の一夜漬けってやつですね...)。しかも、覚えるだけだと応用問題には対応できないことが多いです。

やはり、本質を理解しながら学習することで資格取得にも近づきますし、取得後も様々な場面で知識が活用できますよね。

極端な話、試験に落ちても良いじゃないですか!学習したことは無駄にはならないし、またチャンレンジすれば良い分けです!(と言っても試験の感触が悪かった、落ちてしまった時は落ち込みますが...)

資格を取る理由は様々かと思いますが、あまり深刻に考え過ぎず、自分のために学習を続けることが大事ですよね。

 

改めて情報処理技術者試験とは?

情報処理推進機構(IPA)によると以下記載があります。

 情報処理技術者試験は、「情報処理の促進に関する法律」に基づき経済産業省が、情報処理技術者としての「知識・技能」が一定以上の水準であることを認定している国家試験です。

 情報システムを構築・運用する「技術者」から情報システムを利用する「エンドユーザ(利用者)」まで、ITに関係するすべての人に活用いただける試験として実施しています。特定の製品やソフトウェアに関する試験ではなく、情報技術の背景として知るべき原理や基礎となる知識・技能について、幅広く総合的に評価しています。

「ITに関係するすべての人に活用いただける試験」ということで、IT技術が日々進歩する世の中で必要な知識を持っているかどうか肩書関わらず評価してくれるということですね。

試験区分は13個もあります。一覧は以下を参照ください。

IPA 情報処理技術者試験・情報処理安全確保支援士試験区分

難易度は大きく分けて4段階ですね。

試験のチャンスは年2回です。

  • 春期試験(毎年4月第3日曜日)
  • 秋期試験(毎年10月第2日曜日)

民間の資格などはいつでも受けられるものが多いですが、そこはやはり国家資格、少ないチャンスでスキルをしっかり見極めるというものですね。

 

このサイトでは

私が情報処理技術者試験を受ける中で、経験したことや感じたこと、技術の解説などを少しずつ更新していきますので、ご参考になれば幸いです!

2018年10月30日