IT用語

SEO対策、MEO対策とは?検索エンジンとの関係と仕組みを解説!

2021年4月22日

GoogleやYahooで知りたい事を検索すると当たり前ですが、必要な情報がブラウザ上に表示されますよね。日々使っているインターネット検索機能ですが、実は検索のキーワードによって表示のされ方が違います。

例えば「IT」という言葉で検索すると用語の説明がいっぱい出てきます。「ラーメン」で検索すると近くのラーメン店やおススメのラーメン屋のランキングサイトなどが出てきます。「テニス」で検索するとテニスに関連するニューステニススクールサイトが出てきます。

つまり、検索のワードによって、ブラウザの表示パターンが違ってくるのですね。普段何気なく使ってますが、上手く作られているものですね。

で、ここからが今回の本題なのです。

この検索結果ですが、どういった仕組みでサイトの表示順が決まるか興味ありますよね。

サイトやブログをやっている人から見れば、この表示順が上位の方が当然アクセスしてくれる人が多くなるので、できれば上位にして欲しいですよね。

この上位にするためには色々な条件がありますので、今回は検索エンジンの基本的な仕組みと上位に表示されるための「SEO対策」と「MEO対策」という言葉に関して解説します!

 

検索エンジンの仕組み

検索エンジンとはGoogleやYahoo、Bingなどのインターネット検索サービスで、様々な条件で検索できるようにしたシステム(仕組み)のことです。

この検索エンジンの仕組みには大きく次の3ステップあります。

検索エンジンの流れ

①クローラで情報収集
 Webクローラー(crawler)やロボット(bot)と呼ばれる巡回ソフトを用いて日々Web上で公開されている無数の情報をリンク辿ったりすることで収集します。

②インデックス化
 クローラーで収集したWebサイトの情報からテキスト(文字)情報などを抽出して、それらを分類・整理をしてデータベースに記録します。索引(目次)を作るようなイメージですね。

③検索アルゴリズムで順位付け
 インデックス化した情報を使って、検索で指定された検索キーワードに合わせて最も適切だと判断した順番に並べて、検索結果のページを作成します。

 検索エンジンの仕組み(流れ)を図でイメージを描いてみました。図で見るとシンプルですが、実際は凄く複雑なロジックになっていると思います(汗)

検索エンジンの仕組み

 

検索結果の三つのエリア

検索エンジンで出力された検索結果はどのように表示されるのでしょうか?

Googleの場合、検索結果には三つのエリアが存在します。

①広告エリア
 リスティング広告とも呼ばれていますが、検索結果画面の上部に表示され「検索エンジンの検索結果に連動して表示される広告」のことです。特定のキーワードに対して広告を表示させることができ、そのキーワードをユーザーが検索している関心が高いときに広告が表示されます。
 広告なので、掲載するにはお金が必要となり、表示されるだけで費用が発生するパターンやユーザーが関心を示して広告をクリックした場合にのみ料金が発生するパターンなどがあります。

②ローカル検索エリア
 利用者が特定ジャンルのキーワードを検索したときに、居住地や現在地などによって検索結果が変わるエリアです。地図と共に検索結果が表示され、初期表示では上位3件のお店が表示されますね。
 この後解説するMEO対策によって、検索結果の上位表示が可能となります。

③自然検索エリア
 ①の広告エリアでも無く、②のローカル検索エリアでも無い、その他の検索結果が表示されるエリアです。検索結果の殆どはこのエリアに含まれますね。広告などを含まないので、オーガニック検索と呼ばれたりするようですね。
 このエリアは膨大な検索結果から順位が決まりますが、こちらもSEO対応によって、上位表示が可能となります。

検索結果のエリアの説明

ここまでの説明で検索エンジンの仕組みと検索結果の表示のされ方が理解できたと思いますが、ここからは「検索結果を上位にするには?」というポイントを解説していきます。

検索結果を上位にする手法として「SEO対策」と「MEO対策」がありますので、一つずつ理解していきましょう!

SEO対策とは?

SEO(Search Engine Optimization:検索エンジン最適化)対策とは、前述した自然検索エリアの上位表示を目指す施策です。

SEO対策をすることで、自分のサイトが検索結果の上位になりますので、それだけ利用者のアクションを起こしやすく、集客に繋がり易いと言えると思います。

では、SEO対策として具体的には何をすれば良いのでしょうか?

それはズバリ「サイト内のコンテンツの強化」と言えます。良いコンテンツであれば、当然閲覧者にとってはメリットがあるので、検索エンジンの評価も高くなります。

ただ、良いコンテンツであることを、検索エンジンに効率的に分かってもらうために、SEO対策と言うものを実施することが有効になってくるわけです。

このSEO対策には大きくわけて自分のWebサイトに対して行う「内部対策」と、Webサイトの外に行う「外部対策」の2つに分けることが出来ます。

内部対策(コンテンツ対策)は、ページの見出しや検索意図と対策ページの内容を一致させる、サイトの使いやすさ(ユーザビリティ)の改善など「対策サイトそのもの」に対する施策です。

一方、外部対策というのは、外部のサイトやブログから自分のサイトへリンクを受ける「被リンク対策」となります。

下図にイメージを記載してみました。絵だけを見るとそんなに難しいことでは無いですが、確実に実施するためには自力でやるより、SEO対策サービスのような外部の力を使った方が良いこともありますね。

SEO対策のイメージ

MEO対策とは?

MEO(Map Engine Optimization:地図エンジン最適化)対策とはGoogleマップに対する施策になります。

別の表現にすると「特定の地域にフォーカスした検索結果」のなかで上位表示をねらう最適化のことです

MEO対策は前述した「ローカル検索エリアの上位表示」を目指す施策ですので、ローカル検索した場合は自然検索エリアより上の位置に結果が表示されますので、利用者の目には非常に止まり易い場所になります。

MEO対策は、Googleマイビジネスに登録することから始まります。そして、Googleマイビジネスに登録した後は、できるだけ店舗の情報を充実させていき、口コミの数・評価を増やすといったことを行っていきます。

MEO対策の特徴(メリット)としては以下のようなものが挙げられるようですね。

MEO対策の特徴(メリット)

①集客やコンバージョンに繋がりやすい
 ローカル検索をするユーザーは場所や目的がはっきりしているため、コンバージョン(成果)に繋がりやすいです。
 また、マップの枠内という目立つ位置に加えて店舗情報が一目でわかるため、即行動に移しやすくなっています。

②リスティング広告やSEO対策よりも費用対効果が高い
 MEO対策はGoogleマイビジネスに登録するだけで始められるので、初期費用0円から始められます。
また、SEO対策よりも上位化が容易なわりにクリック率はリスティング広告やSEOよりも高いため、費用対効果は高くなるようですね。

③ターゲットを絞って集客できる
 Googleマイビジネスの仕組みは、「集客はまず地域から」というコンセプトと非常にマッチしていて「この辺でオススメのお店はないかな」とリアルタイムで探している利用者が検索した現在地から近くにあるお店を表示させる仕組みとなっているので、お店を経営する方々からみると集客のために非常に有効な手段と言えると思います。

 お店をやっている方はMEO対策を行うことのメリットが多いですので、Googleマイビジネスを使いこなすのは重要ですが、こちらもSEO対策と同様に自力でやるより、MEO対策サービスのような外部の力を使った方が、ITがちょっと苦手な人や、手っ取り早く対策したい人にとっては良いかもしれませんね。

Googleマイビジネスを使ったMEO対策について詳しく知る

 

まとめ

今回は検索エンジンと上位に表示させるためのSEO対策、MEO対策に関して解説しました。

やっぱり、自分のお店や会社やブログなどが検索結果の上位に入って、色んな人の目に触れたり、集客に繋げることって大事ですよね。

検索エンジンに認めてもらうには、コンテンツをよくする努力が必要ですね。
人生においても誰かに認めてもらうにも、自分を磨く必要がありますね(笑)

以上です!

 

参考URL)

今熱い! Googleマイビジネスを用いた集客サービス「MEO」

-IT用語