基本情報技術者とは?
(Fundamental Information Technology Engineer Examination:略してFE)
IPAのホームページには「ITエンジニアの登竜門」であり、「ITエンジニアとしてキャリアをスタートするには、まず基本情報技術者試験から受験することをお勧めします。しっかりとした基礎を身に付けることにより、その後の応用力の幅が格段に広がります」と記載されてます。
つまり、ITエンジニアと名乗るに相応しい資格なのかもしれません。
ITパスポートは随時実施のCBT方式(Computer Based Training:コンピュータを利用して学習を支援するシステム)ですが、基本情報技術者試験からは年2回の実施しかなく、資格試験としてグッとハードルが上がってきます!
難易度は?
合格率は平成30年度実績で「応募者数155,928名で合格率が25.6%」となっております。「結構な人数が受けてるんだなー」と思いますが、実はこれは応募者数なのです!
実際の受験者数は111,381 人なのです。つまり、3人に1人は受験していない形になっています。合格率25.6%で、これは受験した人の数(受験者数)に対しての割合でして、実際の合格者数は28,552人となってます。受験者に対しては4人に1人くらいの割合ですが、応募者全体からですと、18.3%ですので、6人に1人が合格者数となることから、難易度が高い試験であることがわかりますね。
受験の形式は?
試験時間・出題形式・出題数(解答数)は以下の表の通りです。
午前 | 午後 | |
---|---|---|
試験時間 | 9:30~12:00(150分) | 13:00~15:30(150分) |
出題形式 | 多肢選択式(四肢択一) | 多肢選択式 |
出題数 解答数 |
出題数:80問 解答数:80問 |
出題数:13問 解答数:7問 |
試験時間は午前、午後共に2時間30分なので、ぱっと見長いと感じますが、問題を解いているとあっという間です!午後なんてむしろ足りないくらいです。
配点
午前、午後共に100点満点で基準点(合格点)は60点となります。
午後の8(アルゴリズム)、9~13(プログラミング)の配点がやっぱり高いので、ここが鬼門ですね。
午前
恐らく皆さま過去問を解いていると思いますので、80問の中で見たことある問題が出てくると思います。先ずはここを確実に取りましょう!
学習方法はこちらの記事で解説してます!!
午後
午前に比べるとやはり難しいですね。ここをクリアするカギは基礎をしっかり身に着けてどんな問題にも対応できる力が必要です!
学習方法はこちらの記事で解説してます!!
学習の期間は?
情報処理試験を全くの初めてから取り組む方(アルゴリズムやプログラミング知識無し)は3ヵ月の学習期間は欲しいところです。
ある程度情報技術がある方も1ヵ月しっかりと学習する必要があるかと思います!
試験内容の詳細はIPAのページをご参照ください。
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