基本情報技術者試験に合格するまでの道のり!(学習方法)【午後の巻(2020年4月からの新要綱版)】

基本情報技術者

私が基本情報技術者試験に合格したのは平成29年度春期ですが、その時の点数は以下の通りです。

区分点数
午前得点82.50点
午前得点86.00点

今回は午前の巻に引き続き基本情報技術者試験に合格するために私がやってきたこと(道のり)をまとめてみましたので、よろしければご参考にしてみてください!
午前、午後を別の記事に分けてますが、今回は午後の巻です。

(午前の部の記事は一番下に貼ってあります)

最初に

基本情報技術者の午後対策は二言で言うと、「アルゴリズム」と「プログラミング」に尽きると思います!この二つがキーであるのは確かなのですが、その前に午前の学習で培った基礎力を他の問題で発揮して、ある程度の点数を取れることが前提です。

基本情報技術者の午後試験は非常にハードルが高いと思いますので、じっくり解説していきます!

大事なこと

午後の問題は午前の単文の問題では無く、文章問題になります。午前の学習で身に付けた基礎力を使ってテーマに沿った設問を解いていくことになります。問題を理解して、スラスラと解けると非常に楽しいのですが、分からないと苦しく、問題を解いていくことが辛くなりますが、回答の解説を何度も読めばきっと分かるようになるので諦めないでください!

午後の学習をすることで、システムの開発や管理などに必要な考える力が自然と身に付きます。あくまでも試験の合格だけを目指すのではなく、IT技術者としてのスキルを身に付けることも意識してくださいね!

とは言え、合格することも大きな目標かと思いますので、以下に学習のポイントを解説していきます。

午後の出題範囲

午後の出題範囲と出題数、回答数、配点の構成は以下の通りです(IPAの試験要綱参照)。

基本情報技術者試験 午後の出題範囲と配点

この表をジーっと見ていると午後のポイントが見えてきます(以下参照)。

午後のポイント

配点に差がある

午後の配点はみな同じでは無い!ということに注目してみます。

最後の2問である「アルゴリズム」と「プログラミング」は25点ずつなのです。午後の合格点が60点以上なので、難易度の高いアルゴリズムとプログラミングを捨てると合格できません…。

なので、「アルゴリズム」と「プログラミング」はもちろん頑張るのですが、前半の3問でいかに点を稼げるかが重要です!できれば前半3問で80%以上(つまり、40点以上)取れれば、かなり安心になるでしょう。

情報セキュリティが必須

平成26年度春期から情報セキュリティ問題が必須問題になっております。応用情報技術者試験でも情報セキュリティ問題は必須となっており、今の世の中で重要視されていることが伺えます。しかも配点も20点なので、ここで点を稼ぐことが重要です。

情報セキュリティ問題にはDMZやDNS、プロキシなどの用語が良く出てきますし、APサーバ、DBサーバなどの構成を絡めたシステム全体像を使った問題が良く出ますので、一般的なWebシステムのシステム構成、役割を学習しておくと良いと思います。情報セキュリティ問題自体はそれほど難易度が高いものではないので、高得点目指して頑張りましょう。

問2~5の選択の仕方

午後の問2~5は計4問中、2問回答する問題となっておりますが、その中でも出題範囲が決まってます。

  • 「ハードウェア、ソフトウェア、データベース、ネットワーク、ソフトウェア設計」(テクノロジ系)から3問
  • 「プロジェクトマネジメント、サービスマネジメント、 システム戦略、経営戦略・企業と法務 」(マネジメント系、ストラテジ系)から1問

つまり、テクノロジ系から4問出題されるのです!午前同様にテクノロジ系のウェイトが高いことが分かりますね。

テクノロジ系の中でも「ソフトウェア設計」は必ず1問でるので、この分野を得意としておくのは良いかもしれません。内容も大体フロー図(流れず)が出てくる傾向があるので、フロー図に慣れておくと解きやすいかと思います。

「ハードウェア、ソフトウェア、データベース、ネットワーク」は回によって難しい時がありますが、分かると満点が取れる問題が多いかと思います。ハードウェア、ソフトウェアは得意な人と苦手な人に分かれると思いますので、苦手な人は直ぐにパスした方が良いですね。

1問ずつ出題されるマネジメント系とストラテジ系はじっくり読めばある程度の点は取れると思いますので、テクノロジ系が難しかったら迷わず選択することをおススメします。

問1のセキュリティ問題と問2,3でそれぞれ8割取れれば、ここまでで48点獲得できます!!これができれば、残り12点です!かなり合格が近づいてきましたね。

それでは、ここから難関の「アルゴリズム」と「プログラミング」の対策を解説していきましょう!前半で自信が無くとも、ここで逆転のチャンスはあります!

アルゴリズム対策

私が初めてアルゴリズム問題を解いた時は衝撃を感じるほど難しかった記憶があります…

設問が「次のプログラムの説明及びプログラムを読んで、設問に答えよ」となっており、最初にプログラムの説明があってその後に実際のプログラムコードがあるのですが、先ずプログラムの説明を読み解くのが難しいです。プログラムの説明なので、当然、変数や配列、演算を含めた説明が出てきますし、基本的に文章だけなので、プログラムのイメージを作る必要もあります。

次に、実際のプログラムが出てきます。プログラムの表記方法は毎回同じなのですが、引数やデータ型を意識して読み解く必要があります。

前半のプログラムの説明をしっかり理解していると後半のプログラム自体が分かるのですが、前半からつまづいてしまうとかなり辛い展開になります。この問題を解くにはアルゴリズムの基礎力が大事になってきますので、初めての方は焦らず時間を掛けて一から学習することが近道になるかと思いますし、この問題を解けることは情報技術者として自信がつくことになるかと思いますので、諦めずに頑張ってみてください!

アルゴリズムを学習するには午前対策で使った参考書だけでは、物足りない部分がありますので、アルゴリズムに特化した参考書を利用した方が良いです。

情報処理教科書 基本情報技術者試験のアルゴリズム問題がちゃんと解ける本」が実際の問題に沿った解説もありおススメです!

プログラミング(ソフトウェア開発)対策

次にソフトウェア開発という名のプログラミング問題ですが、これまたハードルが高いです。

選択肢は「C、JAVA、Python、アセンブラ言語、表計算ソフト」の5問あります。

2020年4月からCOBOLに変わって「Python」が選択肢に入りました。

プログラミング問題は選択する問題をはじめから決めておきましょう。複数の言語を習得されている方は別ですが、一から勉強する方は一本に絞りましょう。表計算ソフトが問題を見た際に簡単そうに見えても、JAVAを選んだらJAVAを解きましょう。試験時に複数の問題を見るのは時間がもったいないです。

私も実はプログラミングは苦手で、COBOLやアセンブラ言語は解ける自信がありません(涙)

解きやすいのは「表計算ソフト」と言われますが、やはり情報技術者として成長するなら「CかJAVA」が良いと思います。実際、結果発表後の成績照会でも何を選択したか明記されます。

私が受験した際はJAVAを選択しました。プログラミング対策としては私は「スッキリわかるJava入門」を何度も読みました。この参考書は非常に分かり易く、読みながらステップアップしていけるのでかなりおススメです!


できれば、自分でプログラムを書いてみて、理解を深めていくと力が身についていくと思います。

プログラミングはやったことない、忘れてしまっている方は非常にハードルが高いですが、これも情報技術者になるためには必要な要素だと思いますので、焦らずじっくり取り組んでいくと良いと思います。

参考書の上手な使い方

午後対策の参考書として問1~問5は午前で使った参考書をベースにしつつ、過去問を解いていろいろな問題に慣れましょう!

アルゴリズムとプログラミングはそれに特化した参考書があるので、先ほどご紹介した参考書含めて、特化した参考書を使ってみると良いと思います。

過去問

参考書やwebの解説を参考に、基礎力が固まったら、過去問を解き始めます。

午後も午前同様、過去問は解いて正解・不正解だけでなく、回答の解説を読むことで、力になると思います。不正解の選択肢も含めて、問題や回答の意味を理解していくことが良いと思います。

午後の問題も現在から過去5年間分(10回分)を一通りやれば、大分力は付くと思います。午後の過去問は1問あたり25分を意識して、集中して解いていきましょう。

過去問はやはり、以下の問題集がおススメです。

時間

5問を2時間30分(150分)で解くことになりますので、名前や受験番号の記載&マーク&ページめくり、更に選択問題のチョイスなどを差し引いて考えると、

1問を「25分」で解く!

くらいが良いペースかと思います。しかし、アルゴリズムやプログラミングには時間を掛けたい(時間が掛かる)と思いますので、1問目~3問目までは20分で解いていけば30分余裕ができますので、その時間をアルゴリズムやプログラミングに割り当てることができるかと思います。

テクニック

午後の問題を解いていく流れです!

  1. 先ず、比較的簡単且つ必須問題である問1セキュリティ問題を解きましょう。ここを15分程度でサラッと解いて心を落ち着かせましょう。
  2. 問2~5から問題を選び、簡単な問題を優先的に解いていきましょう。難しい問題に執着しては時間だけがロストしてしまいます!
  3. 問2~5で解けない、難しい問題があった一先ず飛ばして次に進みましょう。
  4. この時点で、選択問題を一度マークシートにマークしましょう(後でわすれないように)。
  5. いよいよアルゴリズムに着手しましょう。ここは難しくても必須なので、30分は頑張って解き進めましょう。
  6. プログラミングに着手しましょう(最初に選択問題の番号をマークはしましょう)。ここも難しくても30分は頑張って解き進めましょう。
  7. アルゴリズムとプログラミングが難しくても、一先ず回答はマークはしておきましょう。
  8. 飛ばした問題や設問に戻って解きましょう。分からなくてもマークはしておきましょう。
  9. 最後に全ての問題を一通り見直しして、マークミス・漏れを無くしましょう

仕上げ

過去問も解いて実力が身に付いたら試験直前は午前問題の復習に注力した方が良いかと思います。午後問題は直前で焦ってやっても太刀打ちできないです(涙)

過去問も2,3回は2時間30分使って本番想定で解く練習をしておきましょう。始めて通しでやった時は結構疲れてぐったりすると思います…

当日は焦らず解ける問題からどんどん解いていきましょう。難しくても丁寧に問題を読むと、意外と閃いたりするものです。

ここまで頑張ってきましたら、問題は必ず解けるはずですので、とにかく焦らずペースを保って問題を解いていきましょう!

午前の巻も別記事にて掲載してますので参考にしてみてください!

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