令和3年度春期 システムアーキテクト試験(SA試験)を振り返る(感想)

システムアーキテクト

2021年4月18日(日)、システムアーキテクト試験(SA)を初受験してきました。

前回のデータベーススペシャリスト試験から半年後のIPA試験に挑戦となります。

今回も午前Ⅰは免除だったので、午前Ⅱから受験しました。

終わった直後の感想としては、あっという間に終わったけど、手が痛かったです。

やはり午後Ⅱの論述は2時間みっちり時間を使ったので、終わった直後の脱力感と手の疲れは半端なかったです。歳のせいかも…(汗)

結果はどうあれ、今後のためにも今回の試験を簡単に振り返ってみました。今回やった学習は決して無駄にはならないですしね!

(あくまでも私個人の感想なので、そこはご承知おきください!)

午前Ⅰ

30問の4択問題を50分で解きます。

今回は免除でした。

毎回免除にして頂いてますが、午前Ⅰを受けるとなると試験範囲広がって大変ですよね…

 

午前Ⅱ】

25問の4択問題を40分で解きます。

過去の高度情報処理試験で午前Ⅱが結構苦戦して、焦っていくつもミスをしてしまった痛い経験があるので、今回も事前の学習、特に試験直前に午前Ⅱの過去問を繰り返し、解くことでテンポよく解答していくことにしました。

SA試験は他の試験に比べて実は過去問からの出題率が低いのです。

ですので、過去問をマル覚えしても6割は取れないと思います。

今回も試験もSA試験の過去問からそっくり同じ問題は、過去5年間で7問くらいだったと思います。(AP試験や他の試験の午前からの過去問出題はあったかと思います)

とは言え、過去問と似たような問題も3問くらいあったので、そこは確実に答えていきました。

新規問題も焦らず解答していくことができたと思います。

新規問題としては、「垂直型プロトタイプ」や最近よく耳にする「マイクロサービス」、「ビジネスモデルキャンバス」、「カスタマーエクスペリエンス」などがありましたね。総務省、NICTとインターネットプロバイダが2019年2月から開始した「NOTICE」の取り組みを選択する、なんて問題もありました。

正しいSQL文を選んだり、TCPポート番号を調べるコマンド(netsata)を解答するといった、データベースやネットワーク知識を必要とする問題も出ていて、幅広い領域のカバーが重要ですね。

新規問題を丁寧に解いたら、やはり40分目いっぱい時間を使いました。結構解けた感じはしたので、それほど焦りは出なくて良かったと思います。

 

【午後Ⅰ】

4問中、2問選択の記述式問題を90分で解きます。

令和3年春期は以下のような問題構成でした。

  1. 企業及び利用者に関する情報の管理運用の見直し
  2. 配達情報管理システムの改善
  3. 融資りん議ワークフローシステムの構築
  4. IoT、AIを活用した消化ロボットシステム

まず、私は組込み系は苦手なので、問4は最初からスコープ外としてました。

残り三問の内容と設問をざっと見て、解答する問題を決めますが、問1のタイトルが「管理運用の見直し」とあり、あまり過去に無さそうだったのと、文書メッチャ長そうに思えたので、ちょっと危ないかなー、って思いました。

問2は業務の流れ図もあり、設問数も多かったので、部分点取り易いかなー、と思いました。

問3は「融資」って言葉に会計系のイメージがあったので、問題分かり難いかなと思いましたが、ワークフロー系なので、順番を追っていけば解答し易いと思いました。

そして問1は過去問を見ても、新規系の問題が多い傾向があると思ったので、今回は避けて、問2、問3に挑むことに決めました!ここまで5分使いました。

そして、問3の方が解き易そうだったので、心の安定のために問3から始めたのですが、もう一問解くことを考えると35分を目安に解答するのが良いと思い、急いで解くことにしました。

PM試験の午後Ⅰは選択式は無く、用語で答える問題も少ないので、解答の記述に時間が取られることがあるので、とにかく早く問題を読み切って、ゆとりを持って設問に解答することが重要ですね。

◎問2の感想

配達情報管理システムの改善の問題で、現行業務の説明から、改善要望、そしてシステムの改修といった流れになっていました。設問数は多かったですが、単語や短い文章で解答する形式も多かったので、それほど解答に時間が必要では無かったかもしれませんね。

こちらの問題文自体はよくある配達業務の流れなので、結構スラスラ読める感じでしたが、設問としては問題文からの導出型でしたね。配達管理システムと配達員でそれぞれ行う作業を分けて理解する必要がありました。

◎問3の感想

融資のりん議をワークフローシステムを使って行うものでした。担当営業店だけでなく、本部までりん議が上がるパターンや、承認時の他情報の確認方法などが設問になってました。

システムが持つ情報をテーブルで管理し、その中のどの属性を使うか、といったデータベースの要素を使った問題もありましたね。

ワークフローの申請、承認、決裁の流れを把握していれば、設問自体はそれほど難しくない印象はありましたね。そのため、ある程度の点数は取り易い問題だったかもしれませんね。

◎全体的な感想

問3のワークフロー問題から取り組んで、意外と早く解答できたので、ちょっと落ち着くことができました。問3を先に選択したのは大きかったかもしれませんね。ただ、解答を文字数内に記載するのにちょっと時間が掛かり、結局40分くらい使いました。ここまでで残り45分です。

続いて問2に取り組みましたが、問2も文書が読み易かったので意外と早く解答できました。ただ、こちらも何問か解答案に悩んでしまい余った時間を全て使ったしまいました。問3を再度見直したかったのですが、問2の解答で結局90分フルに時間を使いました。

自信無い解答はありますが、一通り解答欄は埋めたので、この時点で最後の午後Ⅱに向けて気を引き締めなおしました。

※問1は別途チャレンジしてみようかと思いますが、改めて問題文見ても難しそうです…

 

【午後Ⅱ】

3問中、1問選択の記述式問題を120分で解きます。

論述式は2年前のPM試験ぶりだったので、感覚を忘れてしまっていて、結構緊張しました。

学習においても2時間で書き切る練習は何度かやっていましたが、やはり本番の雰囲気と時間との闘いを考えると問題次第かな、と思ってのぞみました。

先ず3問中、どちらを選択するか選ぶ必要がありますが、午後Ⅰ同様組込み系用の問3は除外するので、問1か問2のどちらかを選ぶことになりました。

平成31年度春期は以下のような問題構成でした。

  1. アジャイル開発における要件定義の進め方
  2. 情報しすてむの機能追加における業務要件の分析と設計
  3. IoTの普及に伴うシステムのネットワーク化

勿論、過去と全く同じ問題はありません。しかし、ここの選択に時間を掛けるわけにはいきません。問題選択と論述内容の整理で20分と踏んでました。

実はそろそろ「アジャイル開発」が出るかも?って思っていて、問1を見た瞬間「キター」って思ったのですが、「ユーザーストーリ」、「スプリント」、「価値と優先順位」ってあたりの言葉に面食らってしまい、自分の用意していた論述と違う気がしてきました…

なので、問2を確認してみました。こちらは「機能追加」ってタイトルからイケるかも、って思ったのですが、「新サービスの発表」、「マスタの適用開始日時」、「フォーマット変換機能」などの言葉に難しさを感じてしまいました。

うーん、どっちが良いかなー、ってゆっくり考えることもできず、アジャイル開発の方が、例にならって論述し易いかなと思い、問1にチャレンジすることにしました!

先ずは、論述内容の整理です。

いつも通り、「設問ア」は対象の業務、対象システムの概要、そしてアジャイルを選択した理由、の3つに分けました。そして論述、やはり時間が掛かって、30分くらい使ってしまいました。記載量は700文字くらいでしたかね。残り70分!

「設問イ」はユーザーストーリ(US)を3つに分けて検討することにしました。難しかったので、それぞれのユーザーストーリの分類をどうするか?といった部分でした。分類するための要素(人や時間、場所)を定義し、開発規模や難易度で分類、するといった感じでした。アジャイル的に開発をしたことはあるので、それを例にユーザーストーリを作っていきました。一気に書いたのですが、途中で章の番号を記載し忘れていたりして焦りましたが、本筋とは関係無いので、気にせず書き続けました。

途中で手がちょっと痛くなり、シャーペンを変えたりしましたが、残り40分くらいになり、「やばい!設問ウ全然書けてない!」ってなり、設問イは大体書けていたので、後で残りを付け足すことにして、「設問ウ」に取り組みました。記載量は1300文字くらい、残り35分!

「設問ウ」は最後の評価を記載する部分だったので、スラスラ書きましたが、「ちょっと文字数足りなそう!」となり、急いで追加の文章を考えて追記していきました。一先ず、制限の600文字数以上は記載して、最後の仕上げに取り掛かることにしました。記載量はここまでで700文字くらい、残り10分!

最後に「設問イ」の追加を行い1400文字くらい、「設問ウ」の追加を行い900文字くらいになりました。

全体を見直して、汚い文字の修正や余白に映った文字を消しゴムで消して、2時間があっという間に終わりました…疲れた…

感想としては、問のタイトルにある「アジャイル開発」や「機能追加」って言葉だけで、自分の経験を書くと解答としてはダメで、問の文章と同じような例を挙げて論述することが午後Ⅱでは大事なようです。そういった意味で、アジャイル開発を選んで、文章に沿って論述できたのは良かったのかなと思います。

ただ、途中で書き直しがいくつか発生してしまったことが痛かったですね。もっと冷静に文章を組み立てて記載した方が良いですね。焦って最後の方の文字が雑になってしまったことも良くなかったですね。今後の反省点です!

 

まとめ

今回は「令和3年度春期 システムアーキテクト(SA試験)」を受験してみての振り返りをしてみました。

この記事を書きながら今回の試験問題を見直しましたが、午後Ⅱはもう少し冷静に記載することができたかと思います。消しゴムもいっぱい使ったので、時間が消費してしまったのもイマイチでした…

やはり情報処理の高度試験は自分の経験値をフルに活かして、時間を有効活用することが必要なんだと感じました。

けっかは未だ先(6月25日(金))システムアーキテクトの知識は業務でも必要なので、引き続き磨いていこうと思います!

最後に。今回受験した会場は2回目だったのですが、教室がキレイになっていて快適でした(喜)

タイトルとURLをコピーしました