コンピュータシステム

AWS認定ソリューションアーキテクト-アソシエイトに合格する重要なポイント!

2019年7月28日

先日(2019年7月)、AWSの認定ソリューションアーキテクト-アソシエイトにチャレンジして合格しましたので、その学習方法をまとめてみました!

受験するきっかけ

仕事の関係でクラウド環境を利用する必要性が出てきたのですが、クラウドに関しては概念的なことしか理解していませんでした。

3大クラウドと言われる「AWS(アマゾン)、GCP(グーグル)、Azure(マイクロソフト)」のどれかを集中的に学習しようと思い、色々と調べていたところ、それぞれのサービスにおいてベンダー資格があるということが分かりました。

折角学習するなら、何か目標があった方が良いと思い、3大クラウドの中から一番資格の情報が多く、テキストも豊富なAWSの認定ソリューションアーキテクト-アソシエイトを受験することを目標としました。

AWSの認定資格に関しては11個もあり(2019年7月現在)、以下の記事に違いが分かり易く解説してあります。

AWS認定11冠制覇したのでオススメの勉強法などをまとめてみる

https://qiita.com/nakazax/items/20458e146d3d9f2aa615

AWSのエントリーレベル である「 クラウドプラクティショナー 」という資格もあるのですが、ソリューションアーキテクトのアソシエイトが一番メジャーで基礎的な知識が身に付くと思い、合格目指して学習することにしました。

学習の準備をしよう!

資格の位置付けは?

先ずこの資格ですが、AWS公式サイトにおいて以下の構成になっております。

AWS認定資格の位置付け(AWS公式サイトより引用)

アソシエイト(Associate)という言葉の意味は色々あるのですが、「準、仲間・同僚・友人、共同経営者・共同出資者 、社員・スタッフ」なんて使われ方をしてます。アソシエイトの上にプロフェッショナル(Professional)があるので、「1級の下の2級」の「応用の下の基本」みたいな意味でしょうかね。AWSの一般的な広い知識を有していることを証明するための資格のようですね。

準備期間は?

AWS認定ソリューションアーキテクト-アソシエイトはいつでも受験することができます!そうなんです!試験会場によっては、明日にでも受験することができます。

いつでも受けられるため「万全の準備が出来たら受けよう!」としていると一生受けられません(涙)

なので、早い段階で受験日を決めましょう

私の場合は早い段階で取ってしまいたかったので、約3週間と考え、その辺で受験できそうな日を検討し、平日の午前中に受けることしました。

何故2週間にしたかは他のサイトを見ると大体2週間~4週間で集中して学習しているパターンが多かったことと、1冊参考書をサッと読んでみた感じで、そのぐらいかなー、と思ったからです。

ITスキルの大小によりますが、この試験はどの人も集中して学習することで、1ヶ月あれば合格できると思います。

皆さん短期集中で頑張りましょう!

学習に取り掛かろう!

本試験を合格するためのアプローチ(理由)によって学習方法は変わるかと思います。

AWSを使いこなせる必要がある、または仕事上スキルが必要である場合は、やはりAWSのトレーニング環境を使って色々試しながら学習していくことをおススメします。

一方、 認定ソリューションアーキテクト-アソシエイト の資格をとにかく取得したい、AWSの基本的な知識を身に付けたい場合は、参考書と問題集だけで取得することができると思います。

私も後者の目的が強かったので、実環境も触りましたが、AWSの一つ一つの設定や機能を確認していくのは結構な労力と時間が掛かるので、ある程度触ったところで問題集に注力することにしました。

今回の記事では試験に短期間で合格するための方法にフォーカスをあててます!

先ずは参考書を一度読む

先ずは参考書を読んでみることで、AWSの全体的な知識や試験範囲のボリュームを押さえることができと思います。

AWS 認定ソリューションアーキテクト-アソシエイト の参考書は結構豊富に出版されています。私は「AWS認定資格試験テキスト AWS認定 ソリューションアーキテクト-アソシエイ」を購入しました。理由は他の参考書より読み易かったからです。あまり説得力ないですね...

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実際、この参考書を一通り読むと全体的な流れを把握することができ、問題を解きながら、分からないことは参考書に戻ってみると理解力が高まります

ここは1週間くらいでやってしまいましょう!

問題を解く

参考書で基礎力を身に付けたら続いてはガンガン問題を解いていきましょう!最初は思ったより難しい...と感じるかもしれませんが、同じような問題が出るので何度も解いていくと傾向が見えてきますので、諦めずに頑張りましょう。

どんな学習でも同じですが、問題と解答は暗記するのではなく、回答の解説や他の回答の選択肢を良く読むことで知識が頭に定着しますね。時間が掛かりますが、じっくり問題に取り組みましょう!

更に短期で効率的に学習するための方法で私が実践したことを記載します。

テキストの問題集

私が使った問題集はズバリ「AWS認定ソリューションアーキテクト-アソシエイト教科書」です。

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私はこの問題集を一番使いました。解説も分かり易いですし、各章にサンプル問題があって、それも勉強になりました。更に、模擬問題も1回分まるまるダウンロードできるので、実際の試験を想定して実施することができお得です。

Web問題集

AWSの試験は公式サイトにはサンプル問題が数問しかなく、実際の問題を把握し難いのが難点です。そこで、Webでの問題集(有料)があり、私も以下サイト様にお世話になりました。

「AWS WEB問題集で学習しよう」

模擬試験

最後にAWS公式の模擬試験です。模擬試験なのですが、自宅や会社のPCからCBT方式( Computer Based Testing )で本試験と同じような形式で受験することができます。

「だったら是非やってみよう!」と思うのですが、この模擬試験有料なんです!!!!!

2000円(税込み2160円)で25問なのです( 本試験は65問 )。正解の回答も教えてくれないのです。

個人的にはちょっと悩んでしまいましたが、他のサイトを見ると皆さん受けているので、やった方が良いと思い、試験1週間前に受けてみました。

結論から言うとやっておいて良かったです!

模擬試験の結果は60%だったので、本試験なら落ちていました...

この結果を見て、自分の弱点を知り、そしてラストスパートへのモチベーションも上がりました。

やはり、本試験と同じような形式なので、当日の試験に対するイメージが沸くのも良かったですね。但し、模擬試験を受けるときは誰にも邪魔されない時間や環境でやることをおススメします。

受験する

受験の申込

準備ができましたら受験の申込をしましょう!

AWSの公式サイトから申込むことができます。

AWSの認定アカウントを取得し、そこから試験会場として「PSI試験」か「ピアソンVUE試験」どちらかを選んで、そこから申込をしていきます。申込方法はちょっと面倒だったりしますが、画面の指示に従っていけば申込はできます。

私はピアソンVUE試験で申し込みをしました。

試験料は「15,000円(税込み16,200円)」です。自費で受ける時は是が非でも一発で合格したい金額ですね!

受験当日

当日は身分証明書を2パターン持っていくということで、免許証とクレジットカードを持参しました。簡単な書類に記載を行い、写真を撮って、貴重品を全てロッカーに入れて、いざ試験という流れですね。

試験開始は自分の好きなタイミングで行えるのですが、逆に緊張しますね。

受験方法はCBT方式で、試験会場に設置されたパソコンに向かい、ひたすら問題を読み、クリックしていく、という流れとなります。

平日の午前中でしたが、他の試験の方もチラホラいて、試験によって受験時間が違うため、試験室への出入りは結構ありましたね。

AWS 認定ソリューションアーキテクト-アソシエイト 試験は130分で65問ですが、1回目は60分くらいで終わるかと思います。その後、見直しを1時間くらい実施しました。見直しで間違いを見つけることもあるので、ここは頑張ってもう1回問題を一通りやってみましょう。

AWS 認定ソリューションアーキテクト-アソシエイト 試験は130分で65問ですが、1回目は60分くらいで終わるかと思います。その後、見直しを1時間くらい実施しました。見直しで間違いを見つけることもあるので、ここは頑張ってもう1回問題を一通りやってみましょう。

私は時間ギリギリの120分くらいまでやりました。結構疲れましたね...

結果!

試験終了後、簡単なアンケートをパソコン上で実施し、最後に小さく「合格」という文字が画面で見ることができました!一先ず安心しました。

最終的な結果は翌朝にメールで案内が届いてました。CBT方式なのですぐ結果出るのかな、と思ってましたが、意外と時間が掛かりましたね。

スコアは「804」だったので、合格に必要な最低スコアが 720と考えると結構危なかったですかね。

まとめ

今回、AWS認定ソリューションアーキテクト-アソシエイトの試験に挑戦して、無事合格することができました。時系列の次の通りです。短期間で集中して学習した形になってますね。

合格までのSTEP(計3週間)
  • STEP1
    参考書を読む

    参考書を1回読んでみる

    約1週間

  • STEP2
    問題を解く

    問題をひたすら解いてみる

    約1週間

  • STEP3
    AWS公式の模擬試験を受ける

    自分の出来上がりを確認する

    約1週間

  • STEP4
    本試験を受ける

    見直しをしっかりやる

この資格は今取りたい資格の上位にいるようですので、取得しておくと何かの役に立つこともありそうです。皆さんも頑張って合格目指してください。

以上です!

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