ネットワーク

ネットワークスペシャリスト試験に合格するための3つのポイント!

2019年12月23日

ネットワークスペシャリスト試験って、格好良い響きですよね。

「ネットワークなら私に任せて!」みたいなこと言ってみたいですよね。

そんなネットワークスペシャリスト試験に一発でが合格したいですが、難しいイメージがありますよね。

でも、ポイントを押さえて学習すれば、「初チャレンジ、短期間で合格」は決して難しいものではありません。

そこで、今回はネットワークスペシャリスト試験合格に向けての3つのポイントを解説します!

私の試験結果

まず、私は令和元年度秋期のネットワークスペシャリスト試験(NW試験)に初チャレンジで無事合格することができました!

結果は次の通りです。

ネットワークスペシャリスト試験結果

午前Ⅰ:免除、午前Ⅱ:76点、午後Ⅰ:69点、午後Ⅱ:69点

何とも微妙な点数ですね...(汗)

とはいえ、初チャレンジで合格できたので、それは良しとします。

初チャレンジでポイントがよく分からない状況の中、試行錯誤しながら試験勉強をしてきましたが、自分の学習方法を改めて振り返ってみて、 実践して良かったと思われる3つのポイントを「ネットワークスペシャリスト試験に合格するためのポイント」として整理してみました。

因みに、ネットワークスペシャリスト試験の概要に関しては、以下の記事に掲載してます。

ポイントその①~ネットワークスペシャリスト試験の特徴を押さえよう!

はじめにこれだけは言わせてください

「ネットワークスペシャリスト試験の午後は記述式問題なのです!」

「そんなの知っているわ!」と突っ込みを入れたくなるかと思いますが、ここ重要なのです!

ネットワークスペシャリスト試験 はプロジェクトマネージャ試験やITサービスマネージャ試験のような午後Ⅱが論述式の場合に比べ、答えが用語や方式など明確になっているので、点が取り易いです。その反面、部分点が無いので、知らないと1点も得られません...

なので、しっかりと学習して、用語や仕組みを覚えることが合格へのキーとなります。

くどいですが、最初にこのポイントは押さえておいてください。

ポイントその②~ネットワークの知識をしっかりと身に付ける

次に、ネットワークスペシャリスト試験の出題内容は毎回違うため、これだけをやっていれば良い、ということはありません

実際、令和元年に出題された問題はセキュリティ関係の問題が多く、ネットワークのプロトコルや構成を知っているだけでは解けないものとなっておりました。

また、新規技術に関する出題も多く、SDNやVXLAN、NAT444、クラウドなどをテーマにした問題が突然出てくることも良くあります。

このように毎回新しいテーマで問題が出題されるので、一瞬面食らうのですが、問題をじっくり読んでいくと、基礎的な知識を組み合わせた問題が出題されていることが分かります。

基礎的な知識」というのは、ネットワークそのものの技術であるL3、L2、VLAN、ルーティングプロトコル、 IPSec や、DNS、FW、LoadBalancerなどのシステムとしての仕組みを根本から理解して得られる知識です。

ネットワークは色々な技術の組み合わせでできているので、基礎的な知識をきちんと理解していないと、全体が繋がらずに結局良く分からないことになってしまいます(涙)

ネットワークに関係する知識を幅広く、そして確実に理解することで、どんな問題が出てきて対応できるようになるかと思います。

ここは焦らずじっくり時間を掛ければ必ず理解が深まっていくので、頑張って学習していきましょう!

ポイントその③~過去問をしっかりと解く

先ずは過去問を1年分解いてみましょう!

解いてみて、全然分からない方は、ポイント①に戻ってネットワークの基礎から勉強しましょう。

問題の意味は分かるけど、解答の仕方が分からな方は、参考書をベースに問題の解き方やポイントを押さえていきましょう。(おススメ参考は後述します)

ある程度の点数が取れる方は、ガンガン過去問解いていきましょう!

ここで、一つ注意点は過去問解いて、答え合わせして、次の問題では無く、間違えた問題や良く分からない問題の内容を解答例や参考書を見てしっかり理解しましょう。この作業って、時間が掛かるのですが、これをやるとやらないでは、知識の定着率が全然違います!是非「解くだけでなく、理解する」を実践してみてください。

そして、過去問題は直近5年分を2回程度しっかりと実施すれば問題の傾向やポイントが分かってくると思います。

過去問は解くのにも、答え合わせして理解するにも時間が掛かりますが、着実にこなしていきましょう!

おススメの参考書!

どんな資格でもそうですが、いろんな参考書を浅く勉強しても、やった気にはなるのですが、実際の知識としてはなかなか身に付かないものです...

ネットワークスペシャリスト試験においても同様で、やはり一つか二つの教科書、参考書を何回かやり込むことで、ネットワークの領域を全て把握することができます。

苦手なジャンルも参考書で勉強し、過去問をやっているうちにいつの間にか身に付いているものです。

その中で今回私が使った二つの参考書は以下の通りです。

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こちらは定番中の定番「うかる!シリーズ」ですね。序章に午後問題の解答テクニックがあり、これを読むとネットワークスペシャリストで抑えるべきポイントが分かってきます。

内容的にはちょっと難しいですが、問題の解き方などは非常に参考になります。

もう一つはこれまた定番ですが「徹底攻略シリーズ」です。こちらの方が基礎的な技術が優しく表現されているので、ネットワークの基礎に自信が無い方、久しぶりに勉強されるかたはこちらから呼んでみるのがおススメです!

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ネットワークスペシャリスト試験用の参考書では無いのですが、ネットワークを一から勉強しよう!という方にはコチラがおススメです。ネットワークの勉強をされたことのある人は一度はお世話になっていると思われます。非常に分かり易い良書ですね!

まとめ

今回はネットワークスペシャリスト試験に合格するためのポイントに関してまとめてみました。

独学で学習して何とか合格できましたが、ネットワークのベースとなる知識をしっかり身に付けてから、過去問を解いていくことが大事だと思います。

シンプルなことですが、ネットワークの知識領域は大変広いので、少しずつ着実に学習していくことが合格への近道かと思います。

本記事の内容が皆さまの学習に少しでもお役に立てれば幸いです。

以上です!

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