IT用語

ITリテラシーの意味と種類を学ぼう!

2023年8月23日

「ITリテラシーって何か難しそう。。。」って思う人いると思います。

でも、安心してください! ITリテラシーは皆さんの味方です。

ITリテラシーを身に付けることで、色々なメリットが出てきます。

そんなITリテラシーに関して、どんなメリットがあるのか、どんなことがITリテラシーなのかをこれから分かり易く解説していきます!

ITリテラシーを高めるメリット

最初に「ITリテラシー」という言葉を簡単に理解しましょう。

「リテラシー(literacy)」とは元々「読み書きするための能力」という意味ですが、ITなどの分野を表す言葉と合わせて、「特定の分野を使いこなせる能力」という意味になります。

ITリテラシーとは

ITの分野を使いこなすための能力。ITリテラシーを高めるということは、ITを学び、習熟する、ということ。

「ITを使う」なので、どんな人にも当てはまる力ですね。

ITリテラシーを高めることで、「ITに強くなる!」という漠然とではなく、以下のようなメリットが出てきます。

  • 業務効率・生産性アップ
  • セキュリティに強くなる
  • 組織としてのデジタル化・DXが進む
  • 情報の収集力がアップ

逆にITリテラシーが無いと、これらのメリットがデメリットになってしまいます。

ITリテラシーのメリット

つまり、「ITリテラシーが高いと良いことだらけ」ぐらいなイメージで良いと思います。

ITリテラシーの3つの分類

ITリテラシーは大きく3つに分けることができます。

ITリテラシーの3つの意味

①コンピュータリテラシー

これはコンピュータを正しく使いこなす能力」のことを指します。

企業における業務や個人でパソコンを使用する時、マウスやキーボードなどの入力デバイスを使うことやWindowsなどのOS上でのファイル操作やOfficeなどのアプリ操作のスキルは必須ですよね。

スマートフォンでの拡大縮小のスワイプやフリック入力なの操作方法も使えることは重要ですよね。

また、コンピュータの仕組みを理解していることや、インターネットで必要な情報にたどりつくための検索方法を知っていることなどもコンピュータリテラシーに含まれますね。

②ネットワーク(セキュリティ)リテラシー

これは「ネットワークやセキュリティに関する技術的な知識を正しく理解する能力」のことを指します。

また、インターネットを利用する際の正しい使い方を理解してる、SNSや掲示板などでのモラルが身に着いている、などの意味で使われることもあります。

SNSで不用意な発言をしたり、だれかを傷つける情報やプライバシーを侵害するような情報の発信をしないことですね。

また、セキュリティ対策に関する取り組みは、個人だけでなく、企業としても正しく理解することで、個人情報や企業情報の流出を防ぐことができます。

③情報基礎リテラシー(メディアリテラシー)

これは「情報を正しい取捨選択し、活用する能力」のことです。

情報を「探し出す」、「精査する」、「使う」な流れですね。

様々なところでニュースが発信されてますが、それらを鵜呑みにするのではなく、自分で情報のソースを調べるなどして、それが正しい情報か見極める能力が重要です。

明確にこれを身に付ければ良い、ということではなく、常にインターネット上の情報を正しく判断する、という習慣を体に染み込ませると良いですね。

この情報基礎リテラシーが低いと、情報を見つけ出せなかったりする影響も出てきますので、リテラシーを高めることに意味はありますね。

これら3つのリテラシー力を兼ね備えて、ITリテラシーが高い、と言えるようになりますね。

ITリテラシーの身に付け方

ITリテラシーは以下の4ステップで身に付いていきます。

ITリテラシー習得の4ステップ

  • 先ずはITに関係することを知る。そのための情報収集を行う
  • アプリやガジェット、ITサービスなどを使ってみる
  • ITリテラシーを何度も使う内に慣れてくる
  • ITは常に進化するので、知識も最新のものにアップデートしていく

いきなりITリテラシーが高くなる必要は無いので、「新しいことに興味を持って」、コツコツを身に付けていくのが良いですね。

また、「ITパスポート」や「P検定」、「IC3」などの資格試験を取ることによって、ITリテラシーを身に付けつつ、それを証明することもできますね。

まとめ

ITリテラシーのまとめ

  • ITリテラシーとはITの分野を使いこなすための能力
  • ITリテラシーを高めるということは、ITを学び、習熟する、ということ
  • ITリテラシーを高めることで、いろんなメリットが得られる
  • 3つのリテラシー(コンピュータリテラシー、ネットワークリテラシー、情報基礎リテラシー)がある
  • まずは、ITを「知る」ことから始めると良い

ITリテラシーというものは、ITを作り出すためのものではなく、「ITを上手に使うための能力」となるので、システムエンジニアとかプロジェクトマネージャ視点ではなく、利用者(ユーザー)視点のスキルになりますね。

これからの時代、ITリテラシーは益々必要不可欠なものになってきますので、常にITへのアンテナを張って、身に付けていくことが重要ですね。

以上です!

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