令和4年度春期 ITストラテジスト試験(ST)を振り返る(感想)!

システム戦略

2022年4月17日(日)、ITストラテジスト試験(ST)を初受験してきました。

前回のシステム監査技術者試験から半年後のIPA試験に挑戦となります。

午前Ⅰは免除期間だったので、午前Ⅱから受験しました。

やはり午後Ⅱの論述は2時間みっちり時間を使ったので、終わった直後の脱力感と手の疲れは半端なかったです。焦って、消しゴムも机の上からすっ飛ばしてしまいました。(笑)

簡単ですが、今後のためにも今回の試験を振り返ってみました。今回やった学習は決して無駄にはならないですしね!

(あくまでも私個人の感想なので、そこはご承知おきください!)

※無事合格しましたので、こちらの記事も良ければご参照ください。

午前Ⅰは免除

30問の4択問題を50分で解きます。

前回の試験の合格のおかげで免除でした。

毎回免除にして頂いてますが、午前Ⅰを受けるとなると試験範囲広がって大変ですよね…

 

午前Ⅱの感想

25問の4択問題を40分で解きます。

過去の高度情報処理試験で午前Ⅱが結構苦戦して、焦っていくつもミスをしてしまった痛い経験があるので、今回も事前の学習、特に試験直前に午前Ⅱの過去問を10年分くらいは繰り返し、解くことでテンポよく解答していくことにしました。

ただ、過去問をマル覚えしても6割はさすがに取れないと思いますので、ある程度幅広い知識が必要ですね。

今回の試験も過去問からそっくり同じ問題は、過去10年間で11問くらいだったと思います。(AP試験や他の試験の午前からの過去問出題はあったかと思います)

それだけでも、残り4問正解すれば、合格ラインには届くので、新規問題も焦らず解答していくことができたと思います。

新規問題としては、「レグテック」や「ダイナミック・ケイパビリティ」、「インバウンドマーケティング」、「マルチサイドプラットフォーム」「SoE」などがありましたね。用語の説明を解答する問題が多かった気がしますね。

計算問題も3問くらいありましたね。

全般的にはシステム戦略に関係する用語が多いので、横文字の言葉の意味を理解していることは重要ですね。

新規問題を丁寧に解いたら、やはり40分目いっぱい時間を使いました。新規問題も消去法で、結構解けた感じはしたので、それほど焦りは出なくて良かったと思います。

 

午後Ⅰの感想

4問中、2問選択の記述式問題を90分で解きます。

令和3年度秋期は以下のような問題構成でした。

  1. 国際物流会社におけるデジタルトランスフォーメーション
  2. 製造業の情報システム戦略の策定
  3. スーパーマーケットにおけるITを活用した事業拡大
  4. AIを利用した気象予測システム

問4は組み込み系の方のための問題なので最初から外しています。問1~問3の中の三問の内容と設問をざっと見て、解答する問題を決めますが、問1は問題の中に「越境EC」、「APIエコノミー」など、ちょっと馴染みのない言葉があったので、危ないかなー、と思い、一旦ペンディングしました。

問2は製造業関係ですが、「サステナビリティ」や「サプライチェーン」の用語があり、こちらもちょっと危ないかなー、と思いました。

問3は「スーパーマーケット」と「IT活用」が題材なので、分かり易いかと思い、問3は確定にしました。

残りは問3を解いた後に改めて比較し、問1の方がDXの話で面白そうだったで、問1に決めました。

 

問3の感想

スーパーマーケットのIT活用による事業拡大の問題で、現状の課題とIT戦略の具体的な手法に関する問題でしたね。

課題と、それに対してのIT戦略が3つ分けて説明されていて、その3つの対策に関して、各設問が出されているので、分かり易かったです。

この構成は王道のパターンですね。

こちらの問題文自体はスーパーマーケットという馴染みのある業態に関して記述されていたので、結構スラスラ読める感じでしたね。

設問も問題文のどこを読めば良いか分かり易かったので、あまり悩まずに解答できたと思います。

設問数も多く、部分点は取り易い問題だったかなと思います。

 

問1の感想

国際物流会社におけるDXに関する問題でした。

国際物流会社の課題とそれを解決するためのDX推進内容があって、それらの課題やDX推進内容に関しての設問がある感じでしたね。

「越境EC」、「マイクロサービス」、「APIエコノミー」、「ライブコマース」など、最近の用語も頻繁に使われていますが、用語を知らなくても文章を読めば意味は理解できるので、どんどん問題文を読むことができました。

DX推進というテーマですが、問題文としてはこちらも課題に対して対策が記載されているので、読み易い感じでしたね。結構面白い内容でしたね(笑)

ただし、この問題の設問の中には、問題文を丸々導出すれだけではなく、ある程度解答文を作る必要があるので、何回も解答案を考えたりしました。

シンプルに考えると解答は直ぐ思いつくのですが、それで良いのだろうか?と深読みし、悩む、このループが恐ろしいです。。。ただ、ある程度の部分点は取り易い問題だったかもしれませんね。

 

午後Ⅰの全体的な感想

今回は問3は速攻で決まりましたが、問1と問2で悩みました。ここで悩んで時間を使うのは勿体ないので、一先ず問3に取り掛かることに決めました。ここまでで5分くらいですかね。

問3は想定通り、文章も読み易く、設問も素直だったので、20分くらいで一通りの形はできたと思います。

いつもは問題用紙に解答案を一先ず書いて、次の問題に取り掛かるのですが、今回はちょっと時間があったのと、次の問題でハマる恐れがあったので、解答用紙に問3の解答を先に記載しました。

文字数がいい感じになるように結構丁寧に記載したので、15分くらい掛かりました。

問3が終わった時点で残り50分!いい感じです。

続いて問1か問2をどちらか選択するかに再度取り掛かります。どちらも解けそうな気はしたのですが、IPAの傾向として問1が王道かつキャッチーな問題であることが多い、今回で言うとDXはITストラテジストとして活躍するテーマなので、折角だから問1を解くことにしました。

問題文自体は素直なので、結構読み易く、設問を意識しながら、一通りの解答案を作成するのに、30分くらい掛かりました。残り20分

15分で解答用紙に解答を記載し、最後に問3を再度見直しして、ちょうど時間通りの1時間30分消化しました。

午後Ⅰは他の試験でも同じですが、ポイントは一般論で答えるのではなく、ちゃんと問題文から導出して解答をすることですかね。

ST試験の午後Ⅰは選択式は無く、用語で答える問題も少ないので、解答の記述に時間が取られることがあるので、とにかく早く問題を読み切って、ゆとりを持って設問に解答することが重要ですね。

自信無い解答もありますが、一通り解答欄は埋めました。問題文からの導出系の解答が多かったので、あっさりした感じにはなりましたが、自分の経験や想定で解答すると全然違う解答になるリスクがあるので、この辺は深く考えずに解答しました。

この時点で最後の午後Ⅱに向けて気を引き締めなおしました。

※問2は別途チャレンジしてみようかと思います。

 

午後Ⅱの感想

3問中、1問選択の記述式問題を120分で解きます。

論述式は半年前のシステム監査技術者試験ぶりで、これまでPM試験、SA試験なども含めると結構慣れているのですが、これから2時間やるのかと思うと、やはり心が折れそうになりますね。。。(涙)

あと、手が痛くなるのが心配です。

学習においても2時間で書き切る練習は何度かやっていましたが、やはり時間との闘いを考えると問題次第かな、と思って問題を早く選ぶ必要はあるかなと思ってました。

令和4年度春期は以下のような問題構成でした。

  1. ITを活用した顧客満足度を向上させる新商品や新サービスの企画について
  2. 基幹システムの再構築における開発の優先順位付けについて
  3. 経営環境の急激な変化に伴う組込みシステム事業の成長戦略の意思決定について

問3は組み込み系用の問題なので、実質的には問1、問2のどちらかを選ぶことになります。

勿論、過去と全く同じ問題はありません。しかし、ここの選択に時間を掛けるわけにはいきません。問題選択に5分、論述内容の整理で20分と踏んでました。

問1を見た瞬間、この問題は選べない。。。と思いました。なぜならば、私は社内システムの企画担当なので、外向けは経験が殆ど無いので、さすがに論述できる自信がありませんでした。

そうなると、問2しかないのですが、そこの内容がどのなのか不安の中ページをめくりました(ドキドキ)

問2は「基幹システムの再構築」なので、これは経験あるのでイケる!と思い、速攻こちらの問題を選択することになりました。

問題内容としては、「サブシステムの優先順位の付け方」だったので、これも経験したことがあるので、論述し易いかな?と思いました。

先ずは、論述内容の整理です。

設問に対しての章立てを作成しました。設問アと設問ウはよくあるパターンなので、章立てし易いのですが、設問イがちょっと章立てしにくくかったので、章の中で、3つのポイントに分けて、優先順位の決め方を論述することにしました。

ここの整理は、20分で整理できました。残り95分!

さて、ここからが解答用紙に論述記載する試練です!

「設問ア」は企業の事業概要、事業環境の変化、基幹システムの概要を説明するものでした。

「事業概要、事業環境の変化」、「基幹システムの概要」の2つに節を分けました。

そして論述。結構サラサラ記載できるのですが、いっぱい書いてしまって25分くらい掛かりました。記載量は800文字ギリギリくらいでしたかね。残り75分!想定通り、良いペース。

次に「設問イ」は「優先順位の決め方と考慮点、工夫した点」の論述ですが、こちらをどう論述するかは悩みましたね。

対象とするサブシステムを3つに分けて、問題文にある考慮点をポイントとして3つに分け、それぞれのポイントでの優先順位の付け方を工夫した内容を盛り込みながら論述しました。

記載してから修正したりを繰り返して、時間が掛かりましたね。

ただし、ポイントは抑えながら記述はできたと思います。

設問イの途中でいつも手が疲れ始めます。。。(涙)

ただ、前回のAU試験より導入している構成のシャープペンシルによりは疲れや芯が折れることなく良かったです!

いつの間にか残り35分くらいになり、「やばい!設問ウの論述、全然書けてない!」って、これまたいつも通りの展開になりました。。。設問イは大体書けていたので、後で残りを整理して記述することにして、「設問ウ」に取り組みました。記載量は1100文字くらい、残り35分!

「設問ウ」は設問イで論述した優先順位を定性、定量効果を使って経営層へ説明し、評価内容とその改善点に関する設問で、こちらもオーソドックスな設問でしたね。

ここは設問イに対して、具体的にどう説明したかを論述しました。ここまでくると、あまり悩むことなく書きましたが、「時間が無い!」となり、結構焦りながら記載していきました。制限の600文字数以上は記載して、最後の仕上げに取り掛かることにしました。記載量はここまでで800文字くらい、残り10分!

最後に「設問イ」の追加を行い1300文字くらいになりました。

全体を見直して、汚い文字の修正や余白に映った文字を消しゴムで消して、2時間があっという間に終わりました…疲れた…

全体の感想としては、再構築の方法は色々あるが、優先順位に特化しての論述だったので、具体的なポイントを自分の経験だけで書くと解答としてはダメで、文章と同じような例を挙げて論述することが午後Ⅱでは大事ですね。

再構築の経験はあったので、その辺を思い出しながら、文章に沿って論述できたのは良かったのかなと思います。

ただ、もう少し落ち着いて、自分の工夫や考慮点をアピールするような表にしたいところではありましたね。今後の反省点です!

 

まとめ

今回は「令和4年度春期 ITストラテジスト試験(ST試験)」を受験してみての振り返りをしました。

この記事を書きながら今回の試験問題を見直しましたが、午後Ⅱはもう少し冷静に記載することができたかと思います。

今回はいつもより消しゴム使うことが無かったのですが、逆に時間が足りなかったです。本当にギリギリまで記載していました。(汗)途中で悩んでいた時間が長かったのでしょうかね。

やはり情報処理の高度試験は自分の経験値をフルに活かして、時間を有効活用することが必要なんだと感じました。

今回の午後Ⅱの設問テーマの「顧客へのサービス」、「基幹システムの再構築」を経験したことが無い方はかなり苦しんだのかなとも思います。この辺がITストラテジスト試験の論述の難しいところなのかもしれませんね。

因みに、今回の試験で私の前に座っていた人が、午後Ⅰは試験開始の40分後の退出時間になった瞬間に退出していて、午後Ⅱも途中退出していたので、すげーなー、と思いました。

私は試験の時にいつもフルに時間使うので、そうゆう人はいきなり解答用紙に記載ができるんだろうなー、と思いました。

結果は未だ先(6月24日金曜日)ですが、ITストラテジストの知識は業務でも役に立つなので、引き続き磨いていこうと思います!

以上です!

無事合格しましたので、合格の三つのポイント解説してます。

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