コンピュータを構成する機器の間でデータをやりとりするための経路や伝送路のことを「バス」と呼びますが、コンピュータの中で使われる場所によって呼び方に違いがあるようです。
今回はこのバスの種類を調べてみました!
内部バスと外部バス
バスの種類をざっくり分けると内部バスと外部バスに分けられます。
内部バス
CPU内部の機器を接続するバスのことです。非常に高速な伝送路となります。
外部バス
外部の機器を接続するバスのことです。内部バスよりは低速ではありますが、外部バスの中でもCPUやメモリ、HDDなどを接続する高速なバスとキーボードやマウス、ディスプレイなどの入出力装置を接続する低速なバスに分けられます。
ブリッジ
外部バスの高速なバスと低速なバスの間に入り、両者の速度差を吸収するコントローラのことをブリッジと呼びます。橋渡し的な役割ですね。
マザーボード上のチップセットにおいて、ノースブリッジやサウスブリッジなんて言葉もありますが、こちらもバスブリッジの一種に入る感じですね。
内部バス、外部バス、ブリッジのイメージを図にしてみました。
バスの中は電気信号が流れるのですが、この流し方(パラレルやシリアル転送)や入出力の制御方式(DMA制御やチャネル制御など)があったりして、これられひっくるめてバスアーキテクチャと呼びます。この辺の詳しい内容はまた別の記事でまとめてみたいと思います!
まとめ
今回はバスの種類に関して調べてみました。バスは場所によって速さが違うので、速度を吸収するためのブリッジがあったりするのですね。コンピュータの内部の話なので中身を掘れば掘るほど難しい領域ですね(汗)
以上です!